2016年丙申年の運勢

一般に農暦、もしくは夏暦として知られる中国暦は、驚くほど正確なシステムであり、それは時間の経過の記録だけでなく運勢判断のツールとなっています。有名な伝統的運勢判断のシステムである四柱推命は夏暦の構成に示される人の出生情報からその人の運命を予測することを正確に言及しています。独自の特徴をもつこのような暦は、五行(金、水、木、火、土)であらわされる年・月・日・時という時間についてのすべての情報であり、それは宇宙の万物の基本的構成要素と信じられています。五行との関係は、正確にどのようなことが起きるのか、その人の運命がどのように進んで行くのかを予測するのに役立ちます。ですので、この知識を使うことによって人の人生における幸運を最大限にし、不運を最小限にすることができるのです。

 

2016丙申年の運勢 border=戌年

2018年戌年は、天干が戊、地支が戌の2つの漢字によって象徴されます。地支が天干をサポートしている2つの土の五行の年です。五行同士が相互にどのような影響を与えるのかという相生相剋の関係によりますと、2つの五行が相剋のサイクルの場合、対立する関係となり、その年は多くの争いがあるでしょう。このような年は天干が地支を剋する2015年乙未年(木が土を剋する)、2016年丙申年(火が金を剋する)、2017年丁酉年(火が金を剋する)でした。しかし、2018年は、2つの土の五行がお互いサポートしています。通常、このような五行の構成は、調和を意味し、争いが少ないはずです。しかし、 60干支からなる中国暦では、戊戌の性質は、魁罡(かいごう)と呼ばれる組み合わせの五行です。魁罡の日に生まれた人は、性格的に非常にタフで絶対に降参しません。このような人達は、目標を達成するために強い意志力を持ち、最後までやり遂げます。そのため、自分の主義を貫き、毅然たる態度を取り、妥協するのが難しいような人の雰囲気があります。このような雰囲気から、国際関係において厳しい対立や衝突があり調和や平和をもたらすのは簡単なことではないでしょう。

戌は精神的な事柄に関連しているので、宗教や文化的原因から緊張や争いが起こるでしょう。戊戌は、巨大な山で、強い圧力や暴力のイメージがあります。ですので、地震、地滑り、ビルの崩壊、雪崩など土の災害に関連しています。また土は道路も意味し、交通事故の引き金にもなるでしょう。歴史を振り返ってみると、戊戌年に関連してかなり深刻な土の災害がありました。前回の戊戌年であった60年前、1958年 からいくつかの重大な例を挙げてみると、8月16日にイランでマグニチュード6.7の重大な地震が起こり132人が死亡しました。マグニチュード7.6のもうひとつの地震がエクアドルで起こり、115人が亡くなりました。11月6日にロシアで起きたマグニチュード8.3が最も大きな地震で、もう一つのマグニチュード7.2の地震が3月11日に日本で起こり51人が死亡しました。

大きな土の災害も戊戌日に起こる可能性があります。例えば、2012年4月7日に大きな雪崩がパキスタンで起こり135人の兵士らが生き埋めになりました。2017年5月11日に、中国の新疆でマグニチュード5.5の重大な地震が起こりました。両方とも戊戌日に起こっています。

四柱推命の体系において、辰と戌は“天羅地網”と言われる門で、“貴人”や天から来る天使のいないトワイライト・ゾーンです。つまり、人が重大な危機にある時、助けに来る天使がいないということです。特に戌は、地下、スピリチュアル、オカルト現象に関連しています。そのため、戌刻(午後7時から9時)、もしくは、辰刻(午前7時から9時)に起こる災害は、さらに恐ろしく犠牲者も多いでしょう。例えば、ニューヨークの911テロ攻撃は辰刻に起こり、2004年のスマトラ島沖地震による津波も辰刻に起こりましたが、両方とも多大な犠牲者の引き金となりました。2010年8月23日、マニラで香港人の乗ったツアーバスの人質含む9人が銃撃されたのは戌刻でした。また、2017年に香港の地下鉄での恐ろしい火災は戌刻に起こりました。ですので、2018年に国際間の緊張や対立、 宗教紛争多くの犠牲者を伴うや土の災害が起こっても驚くに値しないでしょう。

戌は、複雑な土の五行で、 “火の墓庫”、“地下”、“地獄への門”の象徴ですので、死、宗教、スピリチュアル、そして、オカルト現象に関連しています。戌年は、地面の下から遺跡の発掘や考古学の発見などによく関係しています。例えば、1922年に発見されたツタンカーメン王の墓が発見された1922年は戌年でした。

戌は地下に言及するので、地下鉄に関連する多くのトラブルもあるでしょう。香港MTRの会長の馬時亨(Frederic Ma)氏は、 戌年の戊戌日の1952年2月22日に生まれました。戌と辰は沖しています。そのため、2018年の香港では多くの地下鉄の問題が起こると予想されます。

天干と地支からなる中国暦は、60年周期で巡ります。これは私たちが、60年前の1958年や120年前の1898年の戊戌年と同じ経験をすることを意味します。1958年は、ゴ・ディン・ジエム政権に対するべトコンの深刻な反乱軍によりベトナム戦争が激化していました。1898年の中国は西太后によって支配された清王朝で、ロシアや他の西洋の国による攻撃的な侵略に衰退していきました。約100日間(1898年6月11日から9月21日まで)続いた光緒帝による改革運動の激しい抗議がありましたが、ついに西太后によって倒されました。戌年は、火の墓庫ですので、進歩や変化に対して一連の保守的な五行の強くて頑固も意味します。60年前の1958年は、中国での大飢饉が始まり1961年頃まで続きました。この飢饉により2000万人以上の人が餓死したと推定されています。

五行のシステムにおいては、火は幸せや楽観の意味となり、昨年とその前の丙申や丁酉です。しかし、戌年が巡ってくると火は墓庫にはいるので楽観が経済情勢の後退に変わることをもたらすでしょう。戌は10月で秋の終わりで冬の始めをあらわしています。楽観的な火の五行はなくなり、恐れをあらわす水の五行が占めることになります。ですので、ウォールストリートの歴史において、1927年と1987年に株式市場の株価暴落となった、それぞれウォール街大暴落とブラックマンデーが10月にありました。戌年は経済成長や経済活動の衰退、長期間の株式市場の後退を導き、さらなる経済危機をもたらすでしょう。2025年まで火の年は戻らないため、弱気の市場が長く続くことが予想されます。

戌は、四柱推命では、華蓋(かがい)でもあります。この神殺は芸術的でアカデミックな性質、そして孤独を意味します。こうして、1898年と1958年には、文化と科学の目覚ましい進歩がありました。1898年12月に、マリ・キュリー(キュリー夫人)が、ラジウムと放射能の発見を発表しました。1958年、アメリカは1月に初めての人工衛星エクスプローラー1号を軌道にのせるために打ち上げ、引き続き3月にはヴァンガード1号そしてエクスプローラー3号を打ち上げました。そして、7月にエクスプローラー4号が続きました。またNASAが、1958年7月にアメリカ連邦議会によって公式に設立され、10月に最初の宇宙探査機、パイオニア1号を打ち上げました。アメリカはまた、1958年12月にSCOREと呼ばれる初めての通信衛星を打ち上げました。ソビエト連邦もまた5月にスプートニク3号を軌道に乗せました。また、初めてのビデオゲーム”Tennis for Two”(テニス・フォー・ツー)が1958年10月に紹介されました。MGMミュージカル映画のGigi(邦題:恋の手ほどき)は、大成功を収めアカデミー賞で9部門を受賞しました。ディズニーでとても人気のある眠れる森の美女も、暦上、戌年の1959年1月にアニメーション映画化されました。

1958年の戊戌年は、地球物理観測年でもあり、地球の磁気圏が発見されたのは興味深いことです。

火の五行は、飛行物体や航空産業に関連していますので、戌年は火の墓庫をもたらします。これは航空機事故の意味もあります。前回の戊戌年1958年は、重大な飛行機墜落事故が目立ちました。2月に、ミュンヘンの航空機墜落事故で21人が死亡しました。3月には、アメリカの爆撃機が、サウスカロライナに誤って原爆を落としてしまい、住宅を壊し数人が怪我をしました。4月にユナイテッド航空機がラスベガス近郊でアメリカ空軍ジェット戦闘機と空中衝突し49人が死亡しました。8月には、KLMオランダ航空機が99人の乗客と共に、海に墜落しました。火の墓庫である戌は、貯められた状態から解かれる時、特に寅と午の五行が存在する時、その火が火災や爆発となるでしょう。1958年は多くの火災もありました。1958年3月に、ニューヨークの下着会社で大火災が起き24人が亡くなりました。12月にはシカゴの学校で恐ろしい火災が起き、90人の生徒と3人の修道女が死亡しました。また同じ月にボコタのデパートで重大な火災があり84人が亡くなりました。1958年2月11日には知られる限り最も強い太陽活動極大期が記録されました。

戌は火の墓庫と考えらえますので、火のエネルギーが内側に隠れています。このエネルギーが一旦、放出されると悲惨な爆発をもたらす可能性があります。1945年に2つ目の原爆が8月9日に落とされました。放射性物質のラジウムも戊戌年の1898年にキュリー夫人によって初めて発見されました。そのため、核兵器の問題が引き続き広がる可能性があります。

戊は山の象徴で、地支の戌と天干の戊は、巨大な山です。このような年は山に関連する多くの災害を示しています。地滑りや雪崩の危険があり、登山スポーツにとってはあまり安全ではないでしょう。タイタニックの惨事は1912年4月14日の真夜中の戊の時刻に起こりました。タイタニックは 戊の時刻に氷山に衝突しました。1959年1月30日に、同じような事故が起こりデンマークの貨物船が氷山に衝突した、グリーンランド沖で沈み95人が死亡しました。この事故も戊戌年の影響下にあります。

中華形而上学では、土は細胞や筋肉をあらわします。がんの問題は細胞の疾患が原因となっているので、忌神の過剰な土の五行にとても関係しています。2018年は非常に重い土の年で、戌は未と丑と共に土の三刑を形成します。そのため、この年の主な健康問題は、がんで、もし四柱推命で土が忌神の人たちは、抗酸化物質を多くとる必要があるでしょう。心臓と血液循環の側面は、火の五行に関連しており、戌は火が墓庫に入る意味ですので、火の五行が弱い人たちに取っても好ましくないです。このことは弱いエネルギー、心臓や血液循環を弱め、消化不良の問題をもたらすでしょう。土の五行の不調和は、胃弱や糖尿病を引き起こすでしょう。ですので、健康のために適するサプリメントは、がん予防のために抗酸化物質を取り、火の五行を強めるためにコエンザイムQ10を取ることです。土の五行は胃や筋肉でもあるので、このような土の多い年は人によっては体重増加があるでしょう。健康的なダイエットにも注意を払う必要もあります。興味深いことに、インスタントヌードルとピザハットは、前回の戊戌年である1958年にスタートしました。ピザハットは1958年6月に開業し、それは戊戌年戊午月でした。

戊は、山の土としていわれています。戊の日に生まれた人は、頑丈で安定し、率直で忠実、我慢強く柔軟で実務的ですが、時には、保守的で少し頑固でフレキシブルでない時があります。そして、山ですので抑圧を及ぼすことになるかもしれません。土の五行は、肉や筋肉ですので、強い戊の人は、がっちりとした体格で四角っぽい体型で少し不器用な感じに見えるかもしれません。このようなアカデミー賞の映画スターでは、フィリップ・シーモア・ホフマンがいます。他の戊の有名な人は、マーク・ザッカーバーグ、ヒラリー・クリントン、XジャパンのYoshiki, デヴィッド・ベッカム、エリック・クラプトン、ウィル・スミス、マイケル・ジャクソン、ナタリー・ポートマン、マリア・シャラポワ、バッシャール・アル・アサド(アサド大統領)などです。

戊戌もしくは戊辰の日に生まれた人は、魁罡(かいごう)と呼ばれ、並外れてタフで強い性格です。このような人たちは、成功を達成するために強い決意を持ち、とても困難な状況下で生き残るための強い意志を持っています。戊の魁罡の例として、マリア・シャラポワ、アンジェリーナ・ジョリーのアンブロークンの映画に描かれた非常に困難な人生を送ったルイス・ザンペリーニなどです。また、シリアのバッシャール・アル・アサド(アサド大統領)や2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件を起こしたタメルラン・ツアルナエフも戊の魁罡の日に生まれています。

戊の五行、特に戌は複雑な五行で金、火、土を含む火の墓庫です。そのため、あらゆる職業に影響を与えるとみられます。特に保険産業やハイテクコンピュータービジネスなどです。この戊戌の五行は、ハイテクビジネスで傑出した人たちにとてもよく見られます。例えば、ビル・ゲイツ、スティーヴ・ジョブス、マーク・ザッカーバーグは皆、彼らの四柱推命で土の五行がと強いのをあらわしています。ですので、戊戌年はインターネットや、コンピューターソフトウェアビジネスなどに早い進歩をもたらすかもしれません。

火の五行は基本的に、人々の5つの感情の中の喜びを象徴しています。そして、楽観主義や自信を生み出します。このように火の年は、人々の経済についての自信を促し、株式市場に良い業績をもたらすことがよくあります。これが強い火の五行が存在した2013年から2017年まで株式市場のブームを背後で推し進めた要因です。しかし、火の五行のサイクルはキャンドルのような丁火の2017年で終わり、2018年戌年は火の墓庫です。それは、火の楽観主義が低迷し、水の悲観主義が現れることを意味します。これからやってくる2019年、2020年、2021年は、すべて水と金の年で2025年巳年が来るまで火の五行は戻ってきません。ですので、一般的な経済情勢は弱気のサイクルに入っていき、2018年の経済成長は停滞し減速していくでしょう。中国暦において戌は10月をあらわし、秋の終わりで冬の始まりで、火が消え去り恐れを起こす水があらわれてきます。ウォールストリートの歴史を振り返ると、ブラックマンデーのような株式市場の崩壊のほとんどが10月に起きています。

中医学では、土の五行は膵臓や胃で筋肉や細胞をあらわします。そのため、もしも土の五行のバランスが取れていないと胃や膵臓の問題をもたらすかもしれません。糖尿病もまた膵臓に関連する病気で、2018年はさらに深刻になるでしょう。とても危険な側面は、戌、丑、未が土の三刑の問題を形成するでしょう。刑は、心配、嫌悪、隠れた危険を引き起こすネガティブな構成です。健康に関して、土は筋肉や細胞ですので、三刑が原因となる土のアンバランスは、がんをもたらすこともあるでしょう。これは、2018年にさらなる深刻な問題となり、多くの抗酸化物質を取り、がんにかからないようにする必要があります。戌は“火の墓庫”でもあり、火の五行がとても弱いサイクルを意味します。火の五行は心臓と血液循環です、火が弱くなるとともに心臓に注意を払う必要もあるでしょう。火の五行が弱くなると、火のサポートが必要な土の胃の消化問題もあるでしょう。そのため、胃や消化に関連する健康問題も起こるでしょう。火の性質を改善するために、サプリメントのコエンザイムQ10を取る必要があります。これは火が戻ってくる2025年まで、ますます重要になっていくでしょう。

過剰な土が原因の健康問題の多くの例があります。 スティーヴ・ジョブスは過剰な土によって膵臓癌で亡くなりました。デヴィッド・ボウイは身弱の火の人で2016年に過剰な土によって亡くなっています。

2018年に土の三刑のネガティブな影響に直面する有名人は、エリザベス女王、J.K.ローリング、ジュリア・ロバーツ、ドナルド・トランプが含まれます。ドナルド・トランプは、戌年、未日に生まれた身強の土の人で、現在、72歳で丑の大運にいます。ですので、現在、すでに丑、戌、未の好ましくない三刑の大運にいます。そして、2018年戌年は、この土の三刑のネガティブな影響の引き金となるでしょう。彼の敵でもある土と土の三刑は、2018年に野党や彼の敵からの深刻な難題に直面しなくてはならないことを意味するかもしれません。
エリザベス女王は辰日辰月に生まれています。そのため、2018年戌年と彼女の辰は重大な沖となります。その上、彼女は丑刻に生まれ、そして現在92歳で未の大運にいるので、丑と未と2018年戌年で土の三刑を形成します。エリザベス女王は、身強の金の女性で土は彼女の忌神です。ですので、彼女は2018年に忌神の年に入り、彼女の夫、エディンバラ公フィリップ殿下も、夫妻宮をあらわす日支は辰で、戌年との沖をあらわしています。
土の三刑の他の例はJ.K.ローリングの命式にあらわれています。彼女は未月の7月に生まれ、現在、53歳で丑の大運にいます。そして、彼女は、丙戌日に生まれています。2018年は健康や異性関係の問題の原因となる三刑の引き金となる戌をもたらします。ジュリア・ロバーツもまた、彼女の四柱に土の三刑があり、1967年未年、戌月、丑日に生まれました。2018年の戌は彼女の結婚に影響する夫妻宮の三刑を引き起こすでしょう。
丑、未、戌の土の三刑は、がんや結婚生活の問題の原因となる非常に重大な構成です。土の三刑の影響を減らすために、来る戌を引きつけて離すために卯のペンダントを身につける必要があります。
戌は辰と沖となる干支です。大量の土の沖ですので、地震、地滑り、道路での交通事故など土の災害を起こすでしょう。戌と辰は、“天羅地網”と呼ばれています。四柱推命に辰と戌の両方を持って生まれている人達は、第六感を持っています。この辰と戌の組み合わせはスポーツマンや、対抗者への素早い反応をするために、このような直感を必要とする武道の専門家によくみられます。例えば、ブルース・リー、ジェット・リー、マリア・シャラポワ、ジェレミー・リン、リー・ナです。辰と戌がスティーヴ・ジョブスの命式にも見られるので、市場が何を必要とするか予測するため第六感を持ち革新的な製品を生み出しました。

戌年に生まれた人は犯太歳となり、辰年に生まれた人は戌年と沖となります。通常、このような人たちは2018年に移動や旅行が多くなるでしょう。引っ越しやオフィスの移動、転職、旅行などに行くなどのこのような必要な変化の機会をもつことはよいです。しかし、スピード運転や飛行機の操縦、スキンダイビング、パラシュート降下などのリスクあるスポーツをなるべく避け、いつも以上に注意することです。このような人たちには、沖の否定的影響を最小限にするために、戌を引き付け離すのに役立つ卯のペンダントを持つことをお勧めします。辰年に生まれた人にとって、2018年に太歳方位となる北西に旅行に行くのは最小限にするのがよいでしょう。

2018年の多大な土の五行は、木の産業と火の産業に繁栄をもたらします。なぜなら、木は土を剋するため、木の産業にとって土の五行は財星を象徴し、それは、ファッション、メディア、新聞、本、教育、環境などの産業になります。2番目に良い産業は、火の産業で、火は土を生み出すので、火の産業は2018年に活動的で生産性があるでしょう。火の産業は、エネルギー、ファイナンス、エンターテイメントです。土の産業は土の年に強い競争に直面します。ですので、不動産、炭鉱、ハイテクのような土の産業は、あまり繁栄しないでしょう。また、土の産業にとっての財星は水ですが、全くありません。銀行、機械、自動車などの金の産業もまた、金にとっての財星は木で、木が全く存在しないため、あまり業績のよくない年になるでしょう。最後の一つは、輸送、コミュニケーション、船舶のような水の産業です。水の産業にとっての財星は火で、火は戌年には墓庫に入るので、水の産業も2018年はあまり利益が上がらないことが見込まれます。

要約すると、戌年に業績の良い産業は、木の五行に関連する産業でしょう。木の産業は、環境、ファッション、メディア、本、教育、植物や花です、火の産業も生産的ですが、あまり利益は見込めないかもしれません。他の金、水、土の産業は、2018年はあまり繁栄のない年となるでしょう。

概して、土の五行が天干と地支にある戊戌年は、障害と保守主義を象徴しています。国際関係の対立や不調和があり平和的な年ではないかもしれませんが、人々は伝統的価値を守るために注意深く保守的な傾向になるので、変化に対しての抵抗があるでしょう。また、地震や地滑りのような土に関する自然災害や火災、爆発、核問題と環境の災害や公害病と伝染病が広まるでしょう。

戊戌年は、貴人のない年でもあります。これは、天から助けに来る天使がいないので、どのような事故や自然災害でも多くの犠牲者が出ることを意味します。過去には、戌刻の間に重大な犠牲者の例があります。例えば、マニラで人質になった8人の香港人の観光客が殺害されたのは、2010年8月23日の戌刻に起こりました。火炎瓶での恐ろしい爆発が尖沙咀駅で起こったのも2017年2月11日の戌刻で、少なくとも18人の乗客が怪我をしました。

最も注意したほうがよい干支は辰で、戌と直接、沖となります。このような沖は、通常、混乱、移動、事故や変化をもたらしやすいでしょう。多大な土の沖ですので、地震、山の災害、ビルの崩壊、地滑りなどのような土に関する不運を助長しやすいでしょう。 辰年に生まれた人は、多くの旅行もしくは転職や引っ越しなどのような移動が予測されるでしょう。戌を引き付けて離すためのお守りとして卯のペンダントを身に着ける必要があります。その年の沖となる人々は、多くの旅行や引っ越し、転職などの変化をつくるのはよいです。

しかし、辰年に生まれた人は、太歳の方位の北西に向かって旅行をしないことをお勧めします。好ましくない位置に直面する他の干支は戌で、犯太歳となります。同じく否定的な影響を軽減するため卯のペンダントを身につけることが良いでしょう。さらに重大な側面は土の三刑で、命式内に未と丑の2つを持つ人たちです。このような土の三刑は、通常、不調和、苛立ち、心配や欲求不満などを引き起こしたり、胃、膵臓、筋肉痛、がんなどのような土の五行に関する病気をもたらします。多過ぎる土は、火を消耗させ戌は火の墓庫なので、心臓や血液循環に関する病気の原因にもなるでしょう。土の三刑を引き起こす戌の影響を軽減するために、同じく否定的な影響を最小限にするためにお守りとして卯のペンダントを身につけるのはよいでしょう。

戌と合となる干支は、卯、寅、午です。これらの干支は調和の年になります。しかし、このような干支の占術は、運命の予測をするのに公式には認知されていないため、体系としては完全に信頼できるわけではありません。戌年の個人の運勢についてさらに信頼できる判断のためには、すべての四柱推命を調べてもらうことが推奨され、生まれた年、月、日、時の出生情報が必要となります。干支が個人の出生情報のすべての四柱にあらわれるため、戌との沖や刑の関係は、戌年や辰年に生まれた人たちだけに影響を与えているわけではありません。こうような沖や刑は、出生月、日、時間にその干支があらわれている人にも影響を与えるでしょう。

辰年に生まれて2018年戌年と沖となる有名人の例は、ウラジミール・プーチン、ミッシェル・オバマ、サンドラ・ブロック、ジェフ・ベゾス、ラッセル・クロウ、ベネディクト・カンバーバッチ、フレデリック・マなどです。辰年に生まれていない人でも辰日に生まれている人たちは沖の影響下にあります。そのため、彼らも努力を必要とする年になるでしょう。これらの人々の例をあげますと、エディンバラ大公フィリップ殿下、エリザベス女王、安倍晋三、リー・ナ、ケイト・ミドルトン、クリステン・スチュワート、エドワード・スノーデン、ロマン・ポランスキーなどです。日柱に対する沖は、通常、移動もしくは家族や人間関係、特に配偶者や異性との関係における対立の原因となるでしょう。

戌年に生まれた人々は、“犯太歳”にあるといわれ、卯のペンダントを身につけることが推奨されます。戌年に生まれた人々の例は、メラニア・トランプ、ジョージ・W・ブッシュ、シルヴェスター・スタローンなどです。

四柱の命式に丑と未の両方を持つ人々も“土の三刑”を受け、人間関係や結婚、健康などに悩まされるでしょう。刑は隠れた危険で、苛立ちや心配、人間関係における深刻な不調和などの原因となるでしょう。健康問題、特に土は細胞の五行でもあり、がんを引き起こす要因になることもあるでしょう。2018年に土の三刑となる人々の例はエリザベス女王、J.K.ローリング、ジュリア・ロバーツ、ドナルド・トランプ、トリー・バーチ、ジュリアン・アサンジです。その影響を最少限にするために、来る戌年を引きつけて離す卯のペンダントを身に付けることです。

風水エネルギーも毎年変化します。ですので、毎年始めに、良いエネルギーと好ましくないエネルギーの配置転換に注意をする必要があります。そのことによって、もし好ましくないエネルギーが住まいやオフィスの重要な位置に来る場合、必要な予防策をとることができます。戌年では、障害や不運を象徴する“五黄”と呼ばれる好ましくないエネルギーは北に巡ってきます。この好ましくないエネルギーを改善するために、家の北に金属製風鈴を吊るすことが推奨されます。2018年で最も注意したほうがよい月は7月です。もうひとつの好ましくない病気を象徴する星は2で2018年は西に巡ってきます。この2を改善するために伝統的改善は、家の西で影響を受けるエリアに六帝古銭をおきます。2018年の太歳は北西ですので、“動土”や大掛かりな建設工事などは、この方位で行うのは好ましくありません。そして、“三殺”と呼ばれる好ましくないエネルギーに背を向けて座ることになるので北を背にして座るのは避けたほうがよいでしょう。南東は太歳に対して沖の位置ですので、同じく座るのに適していません。好ましくない星3は、衝突や強奪を意味します。これは、北東に位置します。このような悪い影響を最小限にするためにこの位置に赤い紙をおく必要があるでしょう。またスキャンダルをあらわす良くない星7が東になります。7の伝統的な改善は、東の位置に透明ガラスの花瓶に水で育つ竹3本を入れて置くことです。

中宮にくる年飛星は離卦になります。そのため、2018年には多くの火に関連する災害が起こることが予想され、その影響あるエリアは中央と北のエリアになるでしょう。これは、名前に“中”がつく地域に影響があることが多く、中国の名前は、呼称に“中”があるので同じく含まれるかもしれません。ホワイトハウスは、正面玄関が北向きで、2018年に五黄の悪い星が存在するので、さらなる障害があるでしょう。

もう一つのよくない月は2018年4月丙辰月で、年の戊戌と沖となります。そして、西に飛星2と5の組み合わせがあり、多過ぎる土の五行の重大な沖は、地震や地滑りのような土の災害が世界の西側地域で起こりやすいでしょう。

2016年中旬以来、中国暦は実際、陽の五行の木と火がない金、土、水の長期的サイクルに入っています。次の木の年は2022年の壬寅年でやっと巡ってきます。そのため2022年までは、力強い金と土の五行で身強の金の人にとっては忌神となります。身強の著名な世界のリーダーのテリーザ・メイ、安倍晋三、蔡 英文などに不利な影響があるでしょう。その一方、順調な大運に入っていく金と土の用神をもつリーダーは、プーチン大統領や習近平などです。

(翻訳:Masako Amati)