2016年丙申年の運勢

 一般に農暦、もしくは夏暦として知られる中国暦は、驚くほど正確なシステムであり、それは時間の経過の記録だけでなく運勢判断のツールとなっています。有名な伝統的運勢判断のシステムである四柱推命は夏暦の構成に示される人の出生情報からその人の運命を予測することを正確に言及しています。独自の特徴をもつこのような暦は、五行(金、水、木、火、土)によってあらわされる年・月・日・時である時間についてのすべての情報であり、それは宇宙の万物の基本的構成要素と信じられています。五行との関係は、正確にどのようなことが起きるのか、その人の運命がどのように進んで行くのかを予測するのに役立ちます。ですので、この知識を使うことによって人の人生における幸運を最大限にし不運を最小限にすることができるのです。

 

2016丙申年の運勢 border=申年

夏暦における2016年の申年は、金の五行の上に陽火(丙)がある2つの五行によって象徴されます。五行同士が相互にどのような影響を与えるのかという相生相剋の関係によりますと、火は金を剋し、相剋サイクルで喧嘩しあう関係となっています。通常、このような対立する五行は不調和を意味しています。特に、丙は率直ですぐに感情が爆発する短気な人の象徴でもあります。ですので、国際紛争や衝突がありえるでしょう。しかし、このような紛争はあまり暴力的ではないように思われます。それは、申の上に丙があり、申が西を表す金であることから、“夕日”の象徴ともいえるからです。ですので、この丙は比較的おだやかです。また、丙の人々は、短気な人が多いですが、正直で心が広いことで知られています。ですので、紛争が起きても、日没後にその太陽の熱が冷めていくように、妥協や譲歩によって解決しやすいかもしれません。このような丙の性質により、2016年は、規則に固執し屈服することを拒否する頑固な木が立っているようにたとえられる甲の2014年や2015年よりも比較的、暴力的な状況は少ないと予測できます。また太陽の性質である丙は楽観主義や温かさをもたらします。そのため、衝突や争いを解決するための合意や条約などを結ぶことが容易になるでしょう。

申は強い金の五行で蔵干は陽金(庚)、陽水(壬)、陽土(戊)です。庚は、剣や兵器などを表す破壊的五行です。壬は攻撃的なエネルギーを持つ力強い海のようなものです。そのため、海に関連する沖や海岸での衝突なども示しています。ですので、南シナ海の係争中の領土問題の緊張が高まっても驚くことはないでしょう。四柱のシステムにおける申は、水の長生です。そして、丙は西に沈む夕日となり火が弱いでしょう。そのため、船舶や飛行機の事故や空中での災害や水害が起こることがあるでしょう。

天干と地支からなる中国暦は、60年周期で巡ります。これは私たちが、60年前の1956年や120年前の1896年の丙申と同じ経験をすることを意味します。1956年は、7月にエジプトがスエズ運河を国有化したことによってスエズ危機が勃発、これがやがてイギリスとフランスによる爆撃と1956年10月にイスラエルによるシナイ半島の侵攻につながりました。(第二次中東戦争)また、ハンガリーとポーランドでソビエト連邦の支配に対する革命も起きましたが、両国とも容赦なくソ連軍に鎮圧されました。(ハンガリー事件、ポズナン暴動)香港では、10月10日に国粋主義者による雙十暴動が起こりました。ですので、同じく紛争や戦争の年でした。しかし丙は太陽の象徴であるので楽観的で幸せな感情を生み出すため、エンターテイメントや華やかな産業にとっては好ましい年となります。1956年は、エルヴィス・プレスリー、マリリン・モンロー、ドリス・デイなどビッグスターにとってはとても成功した年でした。エルヴィス・プレスリーは、1956年2月に“ハートブレイク・ホテル” が、世界中で大ヒットしました。マリリン・モンローが、ノーマ・ジーンからマリリン・モンローに改名し、そして、ドリス・デイの最も有名な曲、“ケ・セラ・セラ“がレコーディングされたのも、すべて1956年の出来事です。

中華的形而上学では、丙は太陽とエネルギー、心臓や血液循環をあらわします。丙はまた肩にも関連しています。そのため、陽火(丙)の年は、心臓や血液の病気、炎症問題や肩の痛みなどをもたらしやすくなります。人間の身体の中の金の五行は、肺や呼吸器官に関連しています。火は金を攻撃するのでインフルエンザや他の呼吸器官や皮膚の問題などが起こる危険性があります。また玄空飛星(フライングスター)では2016年の中宮にくる飛星の2は、病気をあらわしています。そのため、インフルエンザが世界的流行の危険性のある年となるでしょう。実際、1956年に、中国から発症し世界的に流行したインフルエンザのアジア風邪がありました。丙はよく太陽と比較されます。そのため、丙の人々は、とても心温かく、心が広く率直で、彼らは友人を作りやすく社交の場でも人気があります。最も代表的な丙の人は、アルベルト・アインシュタインとスティーヴ・ジョブスで、彼らの心の広さや強い熱意がなければ、私たちは彼らの革新的なアイディアの恩恵にはあずかっていないでしょう。しかし、丙の人々は短気で時には衝動的で、注意深く考えずに率直に話すので、このことが時々トラブルとなることがあります。典型的な例として、短気で評判の丙生まれのラッセル・クロウです。2005年に彼は、自分の部屋に電話がつながらないことでホテルマネージャーに電話機を投げつけニューヨークのホテルで暴行の容疑で逮捕されました。スティーヴ・ジョブスもまた気性が激しいことで有名です。しかし、丙の人たちの中身は親切で心優しい人達です。多くの有名な丙の人々には、科学者、作家、アーティスト、エンターテイナーがいます。そして、スティーヴ・ジョブス、アインシュタイン、ラッセル・クロウ以外にJ.K.ローリング、サンドラ・ブロック、パリス・ヒルトン、アルフレッド・ヒッチコックを含む多くの有名な丙の人々がいます。しかし、丙の人たちの中には、彼らの激しい気性のため劇場的でエキセントリックな人もいます。例えば、アドルフ・ヒトラーやキム・ジョン・ウン(金正恩)などです。

火の五行は、基本的に人の五行の性質では喜びを象徴し、彼らは正直で心が温かく懐が広く友人を作りやすい人たちです。丙は楽観的です。彼らは頼りになる人々で信頼できる友人です。そのため、丙年は、経済について人々の自信を高め、株式市場によい業績をもたらすことが多いです。1956年3月12日に、ダウジョーンズ工業株平均株価指数は歴史上はじめて予想以上の500ポイントを超えました。また1956年は、エルヴィス・プレスリー、マリリン・モンロー、そしてドリス・デイの他に、ブロードウェイミュージカル“マイ・フェア・レディ”がニューヨークではじめてオープニングとなり、そして初めてのユーロヴィジョン・ソング・コンテストがスイスから放映されたエンターテインメントの年でした。映画“王様と私”もこの丙申年にリリースされました。

申は強い金の五行で、中華的形而上学では、“駅馬”で寅に対して沖となります。そのため、申年には、多くの人々が旅行し、特に寅、午、戌の年と日に生まれた人たちで、そしてまた、亥、卯、未の年と日に生まれた人たちも旅行が多くなる傾向があるでしょう。多くの人々に旅行のチャンスがあるので、交通事故の引き金にもなるでしょう。一般的に、申と寅は陸生動物ですので、その事故は車の事故を含むことが多いでしょう。しかし、丙年ということで飛行機に関連しますし、申は水の五行の長生でもありますので、2016年も空や海上交通の惨事に気を付ける必要があります。前回の60年前の丙申年である1956年を振り返れば、その年は空や海上での惨事がありました。1956年6月30日に、TWAとUnited航空DC-7の飛行機がアリゾナ州のグランドキャニオン上で空中衝突し、乗客128人が亡くなりました。1956年7月25日には、イタリアのオーシャンライナー“アンドレア・ドーリア”が濃い霧の中、スェーデン・アメリカ・ライン“ストックホルム“と衝突したあと沈没し、乗客51人が亡くなりました。12月9日には、トランスカナダ航空がブリティッシュコロンビアの山に激突し62人が亡くなりました。他にも、まだ丙申年であった1957年1月31日には、LAの近くでダグラスDC-7の旅客機と戦闘機の空中衝突がありました。

丙は力強い太陽のエネルギーですので、明らかにとても力強い火のエネルギーは爆発や火災も引き起こすでしょう。1956年8月8日に、ベルギーの炭鉱の火災で262人の坑夫が亡くなりました。120年前の丙申年である1896年6月28日も、ペンシルバニアのもうひとつの炭鉱で58人の坑夫が爆発によって亡くなりました。 丙は核のような巨大なエネルギーで、世界初の商業用原子力発電所は1956年10月にイギリスでオープンしました。

また、311の地震と津波によって破壊された福島第一原子力発電所は、2011年3月12日の丙寅日に爆発しました(1号機)。ですので、核問題に気を付けなければならないのと2016年に核事故の可能性もあるかもしれません。

火は熱風でもあり、この五行は鳥や飛行機、飛ぶ物体にも多く関連性があります。2016年は、それが“飛ぶ申“としてもみなされ、それはまさにドローンが空中を飛んでいるかのようでしょう。ドローンやロボットの適用が2016年にはさらに盛んで人気がでることが予想されます。

中医学では、火の五行は心臓と血液循環で、肩や小腸にも関連しています。金の五行は呼吸器官、肺、皮膚です。そして、申は寅と巳があらわれると”火の三刑“を形成します。このような火の三刑は火災や爆発の引き金となるでしょう。人間の身体では、火の三刑は炎症、心臓疾患、高血圧の問題の原因となるでしょう。今年は火が金を燃やすため、腸の炎症や呼吸器官の問題にも注意を払うべきでしょう。そして、病気をあらわす2の飛星が中宮にきます。そのため、インフルエンザの大流行が2016年には深刻になるかもしれません。私たちの免疫システムを改善し炎症のリスクを最小限にするために適しているサプリメントは、抗酸化物質、ビタミンC,そしてオメガ3オイルです。

例をみてみますと、エルヴィス・プレスリーは1977年8月16日に内臓器官の炎症で亡くなりましたが、申寅巳の火の三刑によるものと考えられます。このような刑のさらに深刻な月は、2月や5月で、それぞれ寅月、巳月となります。

申は寅と沖となる動物です。2つとも駅馬の星で陸生動物です。このような沖は交通事故に関連しています。また申と寅は両方とも火の三刑の寅申巳に属しています。そのため、航空機事故や爆発、火災の危険の原因ともなりえるでしょう。

申年に生まれた人は犯太歳となり、もしこの人が自身の四柱もしくは大運のどこかに寅を持つ場合、沖もしくは火の三刑に悩まされるかもしれません。そして、もし火がその人にとって忌神の場合、2016年は交通に関するトラブルを受けやすかったり、火災災害、炎症などの影響を受けやすくなるでしょう。これは、血圧や心臓、呼吸器官や皮膚などの健康問題や不運を引き起こす可能性があるでしょう。寅年に生まれた人は年と沖となります。通常、このような人たちは2016年に移動や旅行が多くなるでしょう。このように引っ越しやオフィスの移動、転職、旅行などに行くなどの必要な変化の機会をもつことはよいです。しかし、必要以上に注意深く、スピード運転や飛行機の操縦、スキンダイビング、パラシュート降下などのリスクあるスポーツをしないことです。このような人たちには、沖の否定的影響を最小限にするために、申を引き付け離すのに役立つ巳のペンダントを持つことをお勧めします。寅年に生まれた人にとって、2016年に太歳方位となる南西に旅行に行くのは最小限にするのがよいでしょう。

2013年から2015年の過去三年の間に、私たちは、火と土の年を経験しましたが、火の五行は血液循環、炭水化物、エネルギーや糖で、土の五行には胃や筋肉があります。そのため、これらの年は、人々は太りやすい傾向になります。しかし、金の五行がやって来る2016年は、過去数年の間に増えた過剰な土を減らすのによい機会ですので、さらにエクササイズをしたり、ダイエットで減量したりするのに良い年です。2016年申年と2017年酉年の2年間は、過剰な脂肪を減らすのに効果的な年であることがわかるでしょう。

風水の玄空飛星(フライングスター)では、2004年から2024年までの現在の20年間は、“第8運”と呼ばれ、この数字の8は艮卦をあらわし、若い子供の象徴でもあります。そのため、2004年の第8運に入って以来、子供に影響を与える災害や不運が多いように思われます。多くの学生が死亡した2014年の韓国フェリー転覆事故も含む最近の事件は、“第8運”の最も顕著な若い人々の問題である事例です。この数字8は、子供をあらわし、2004年から2024年の20年間、玄空飛星チャートの中宮にいつも位置しています。そのため、第8運においては、子供が安全で健康であることに注意を払うことが常に重要となります。

経済に関しては、火の五行は株式市場を支える原動力となることがよくあります。五行はまた人々の気分に影響します。一般的に、火は喜び、水は恐れ、土は思慮、金は悲しみ、木は怒りをあらわすといわれています。このように、2006年や2007年がそうであったように、火の年は、人々が楽観的になることが多いので株式市場は上昇する傾向があります。しかし、2008年には水がやってきて、明らかに人々はアメリカのサブプライム問題やリセッションの悪化について恐れを持ち始めました。世界経済の不安定な数年間につながった世界金融危機が2008年秋に起こりました。2008年以降の年は火の五行が欠けていて、特に、アメリカとヨーロッパはアメリカ経済が巳年で強い回復を示す2013年まで危機と不安定さが広がっていました。2014年午年に、火の五行は経済を刺激し続け、アメリカとヨーロッパは弱気な経済の年から抜け出したのは明らかです。2015年には、楽観主義に動かす火の勢いが続き、経済活動と株価は特に春や夏に引き続きとても活動的になる年といえるでしょう。2016年の丙年は、経済にとってはまだ積極的で購買の自信をもたらす楽観主義が続くでしょう。このポジティブな火のエネルギーは、天干にまた火の五行が現れる2017年前半に入るまで続くでしょう。 2016年の火と金の五行は火と水の産業に繁栄をもたらすことが予期されます。これは、火が金を剋すので、金の五行は、エネルギー、エンターテイメント、株式市場、ファイナンスを含む火の五行の産業にとって財の象徴となるからです。2番目によい産業は水の五行となり、水が火を剋すので、火は水にとって財の五行です。水の産業は、輸送、コミュニケーション、海運業などです。土の五行も土が金を生み出すので活発でしょう。ですので、資産関係、建設、ハイテク、炭鉱などの土の五行の産業にとっても活動的な年となるでしょう。あまり良くない産業は、金の五行です。金の五行の産業は、銀行、エンジニア、コンピューターなどです。強い金の年には、これらの産業は非常に活動的になるかもしれませんが、競争がとても激しく申年は、多くの競争の場をもたらすでしょう。テキスタイルや新聞、環境などの木の産業は、木が火を生み出すので活動的ですが、木の産業にとって財となる土がありません。

要約すると、申年によい業績をあげる産業は火と水の五行に関連する産業でしょう。火の五行の産業は、エネルギー、株式市場、ファイナンス、エンターテイメントです。水の五行の産業は、輸送、海運業、コミュニケーションなどに言及します。土の産業も活発で生産的ですが土にとっての財の五行は水なので明らかではありません。概して、火が上で金が下に来る丙申年は、楽観的でフレキシブルで発展の象徴です。国際関係では紛争や不調和がまだあり、平和的な年ではないかもしれませんが、人々は、その障害に対する解決をもたらすために楽観的で柔軟な考えで自信があり革新的であるでしょう。また、火災や爆発、核問題、トルネード、ハリケーンなどの自然災害や何らかの環境問題、そして病気や伝染病の流行などがあるでしょう。

最も好ましくない干支は寅で、申と直接沖となります。このような沖は、通常、混乱、移動、事故や変化をもたらすでしょう。駅馬の星の沖となるため、渋滞、空や海の災害、爆発や火災などに関連した不運を刺激するかもしれません。申は寅と巳と共に火の三刑をつくり、これらの過剰な火が炎症や呼吸器官に関連する健康問題をもたらすでしょう。寅年に生まれた人は、多くの旅行もしくは転職や引っ越しなどのような移動が予期されるでしょう。申を引き付けて離すためのお守りとして巳のペンダントを身に着ける必要があります。寅の人にとって、申に対する沖は、道路や空中の渋滞に関連する事故をもたらすかもしれません。その年の沖となる人々は、多くの旅行をしたり引っ越しや転職などの変化をつくるのはよいです。しかし、寅年に生まれた人々は、太歳、つまり南西方向に直接向かって旅行をしないことをお勧めします。

好ましくない位置に直面する他の干支は申です。申が申年に出会うとき、犯太歳となり寅と巳とともに三刑の可能性もあります。このような刑は通常、不調和、苛立ち、心配やストレス、また病気などをもたらします。巳のペンダントを身に着け否定的な影響を最小限にする必要があります。

申年と合となる干支は、巳、辰、子です。これらの干支は、調和の年になります。しかし、このような干支の占術は、運命の予測をするのに公式には認知されてはいませんので体系としては完全に信頼できるわけではありません。申年における個人の運勢のさらに信頼できる判断には、すべての四柱推命を調べてもらうことが推奨され、それは生まれた年、月、日、時のすべての出生情報が必要になります。干支が個人の出生情報のすべての四柱に現れるため、申との沖や刑の関係は、寅年や申年に生まれた人たちだけに影響を与えているわけではありません。このような沖や刑は、出生月、日、時間にその干支があらわれている人にも影響を与えるといるでしょう。

寅年に生まれて2016年に申と沖となる有名人のいくつかの例は、トム・クルーズ、テリー・ゴウ(郭台銘)、エリザベス女王、ロバート・パティンソン、レディ・ガガ、ジョディ・フォスターなどです。寅年に生まれていなくても、寅日に生まれている人は沖の影響下にあります。そのため、彼らも困難に直面する年となるでしょう。これらの人々の例をあげますと、ヒラリー・クリントン、パク・クネ大統領、パリス・ヒルトン、ジョーン・ジェット、キーファー・サザーランド、ブリトニー・スピアーズなどです。日柱に対する沖は、通常、移動もしくは、家族や人間関係、特に、配偶者や異性との関係における対立の原因となるでしょう。例えば、ベン・アフレックとジェニファー・ガーナーは二人とも寅日に生まれていて申年と沖となります。そのため、結婚生活がうまくいかない可能性があります。

申年に生まれた人々は、“犯太歳”にあるといわれ、巳のペンダントを身に着けることが勧められます。

申年に生まれた人々の例は、ヒュー・ジャックマン、トム・ハンクス、メル・ギブソン、セリーヌ・ディオン、ジョイ・ヨン、ヤオ・ミン、ダニエル・クレイグなどです。

より深刻な構成は、申、寅、巳があらわれることによる火の三刑です。刑は隠れた危険であり、火の五行に関連する苛立ち、心配や深刻な不運の原因となるでしょう。これらは、不運、人間関係の問題、そして、健康問題も含みます。2016年に火の三刑があらわれるこのような人々の例は、ヒラリー・クリントン、パリス・ヒルトン、プリシラ・チャン、ジャスティン・ビーバー、ジェニファー・アニストン、ロバート・パティンソン、オスカー・ピストリウスなどです。とても多くのセレブリティが2016年には影響があるように思われます。これらの刑は深刻で危険であり、最小限の防御には、来る申年を引き付けて離す巳のペンダントを身に着けることです。酉は申年において“桃花”です。酉年もしくは酉日に生まれた人々にとっては、異性との交際を発展させる多くの機会があり、より社交的な年が期待されます。寅年もしくは寅日に生まれた人々は、“駅馬”の年となり、そして申年は亥年、卯年、未年生まれの人々にとっても多くの旅行や移動などの引き金となるでしょう。

申は、乙と己の天干の年もしくは日に生まれた人々にとって“貴人”となります。これは、出生年の末尾が5か9となる人たちで、1955、1959、1965、1969、1975、1979、1985、1989、1995、1999などです。貴人は私たちを助け、すべてが円滑でポジティヴにしてくれる私たちを守る天使のようなものです。申は丙年に生まれた人にとって“文昌”です。ですので、2016年は赤ちゃんの誕生年によいでしょう。というのも、この年に生まれた赤ちゃんは自動的に“文昌”をもち、それは知性的で学習熱心な性質を意味します。

風水エネルギーも毎年変わります。ですので、毎年初めによいエネルギーと悪いエネルギーの配置転換に注意する必要があります。そのことによって、もしなんらかの悪いエネルギーが住まいやオフィスの重要な位置に来る場合、必要な予防策をとることができます。申年では、障害や不運を象徴する“五黄”と呼ばれる悪いエネルギーは北東にやってきます。この悪いエネルギーを改善するために家の北東に金属製風鈴をつるすことが推奨されます。最も悪い月は、2016年の2月、5月、11月になります。もうひとつの悪い星は2で病を象徴し、2016年は中宮にきます。この2を改善する伝統的な方法は、家の中心で影響を受けるエリアに六帝古銭をつるします。この年の太歳は南西ですので、“動土”や大掛かりな建設工事はこの方位で行うのは好ましくありません。そして、南に背を向けて座るのはお勧めしません。それは、“三殺”という好ましくないエネルギーに背を向けて座ることになるためです。北東は太歳に対して沖する位置ですので、同じく座るのには適していません。悪い星3は、衝突や強奪を意味します。これは、北西に位置します。このような悪い影響を最小限にするためにこの位置に赤い紙を置く必要があるでしょう。また、スキャンダルをあらわす悪い星7が北になります。悪い星7の伝統的な改善は、北の位置に透明ガラスの花瓶に水で育つ竹を3本入れて置くことです。

中宮に位置する年飛星2は、元々の八卦の中宮5(土)に位置しているため、さらに土の五行の2の病の星を強めます。そのため、2016年には、多くの病気やインフルエンザの大流行が予期され、その影響あるエリアは中央と北東エリアとなるでしょう。これは、中東や名前に“中”がつく地域に影響があることが多く、中国の名前は、呼称に“中”があるので同じく含まれるかもしれません。 (翻訳:Masako Amati)